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第40砲兵旅団 (国家人民軍) : ウィキペディア日本語版 | 第40砲兵旅団 (国家人民軍)[だい40ほうへいりょだん]
第40砲兵旅団()は、国家人民軍地上軍(東ドイツ陸軍)が有した旅団の1つ。地上軍司令部(Kdo. LaSK)の直属部隊であり、ベルリン南部のに駐屯した。仮に有事が宣言され、戦時編成であるベルリン特別集団(Besonderen Gruppierung Berlin)が結成された際には、同集団の主火砲戦力として展開する事とされていた。 == 歴史 == 第40砲兵旅団は1986年に結成され、当時地上軍司令部に直属した平時編成の部隊の内、唯一の戦術砲兵部隊であった。また国境警備隊と隊員・装備の一部を予備戦力として共有していた。具体的には、第26偵察中隊(Aufklärungsbatterie-26)、第26ミサイル砲兵支隊(Geschoßwerferabteilung-26)のRM-70ロケット砲車18両、第26砲兵連隊(Artillerieregiment-26)の122mm榴弾砲M-30および130mmカノン砲M-46それぞれ18門ずつがこれに含まれる。国家人民軍のベルリンへの展開はに対する違反であり、西側諸国は外交ルートを通じて定例の軍事バレードなどにも抗議を行なっていた。このため、当初はベルリンへの展開が予定されていた第40砲兵旅団はブランケンフェルデへ移り、駐屯地は1988年に完成した。
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